2007-01-01から1年間の記事一覧

The Roadhouse Session Vol.1 / Thurston Moore Quartet

ジム氏の<社会人レコード>より10月発売。 http://news.bounce.com/11411

Trees Outside the Academy / Thurston Moore

知らぬ間に出ていた。サーストン先生久方ぶりのソロ。 もちろんすぐさま注文しました。予告編はココ*1。 http://www.ecstaticpeace.com/ *1:http://www.ecstaticpeace.com/multimedia/thurston_web.mov

サッド・ヴァケイション / 青山真治

予告を見るごとに、今作ばかりは絶対見まいと思っていたが、 結局随所でギャフンと言っていた。おそらく予告編が失敗作。 まったく期待していなかった分、より満足度大。 PVチックなオープニングから、巨匠のイタズラたっぷり。 映像的にはやりたい事ばっか…

The Ghost That Carried Us Away / Seabear

封を開けてすぐに聴いた真夜中の公園。 瞬間すぐに私は闇のなかで木となりました。しかも針葉樹。 そしてこのまま木として生きていっても悪くないんじゃないかと 思案してしまうほどに安穏としたほのぼのフォークの数々。

Stars On The Wall / The Go Find

机の下に落っこちていても踏んづけかねないほどちっぽけな、名作です。 一人での制作に飽きたという彼がアントワープの仲間*1とつくった新作。 レトロでフニュフニュしたシンセやモーグの音色がかなりツボ。 一杯飲み干すとまた一杯。 気付けば隣にはやけに…

松ヶ根乱射事件 / 山下敦弘

まず、冒頭の小学生の奇行にぐっと来る。 ここがベストシーン。 安吾を模したようなイビツな町で、 人々はあまりに頽廃して生きている。 でも文学臭は皆無で、ただただシュールで下劣で猥褻。

Múm "They Made Frogs Smoke Til They Exploded"

ニューアルバム『Go Go Smear the Poison Ivy』よりの先行曲。 ムーム日に日に尖ってきてる気がして一寸コワい反面、楽しみです。 http://fat-cat.co.uk/fatcat/release.php?id=233

大人の科学 vol.17

なんとminiテルミンがふろく。 http://otonanokagaku.net/magazine/vol17/

特選名画劇場 早稲田松竹

今月は全部通いつめたいと夢想するほどのラインナップ。 http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/

Live at FUJI ROCK FESTIVAL '06 / 電気グルーヴ

富士山を見逃した身としては欲しい。手頃価格ですし。 http://www.denkigroove.com/

Flying Saucer 1947 / ハリー・ホソノ&ザ・ワールド・シャイネス

テーマはUFOとカントリーだそう。ジャケ渋いです。 http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/-/Information/A019206.html

Music For Hairy Scary Monsters / V.A.

Morr Musicのアイスランド・ナイト*1のコンピ。 一番うれしいのはSeabearのキラーチューン「i sing i swim」が入ってたこと。 Tawaterはやはりいまだに自分にはびみょうながら Benni Hemm Hemm「Aldrei」、The Go Find「Ice Bear」も瞼、痙攣もの。 カタツム…

かもめ食堂 / 荻上直子

退屈は退屈でも、いやな退屈さは皆無。 びっくりするくらい日常的な映画。 オール・フィンランドロケってことも忘れさせるような 溶け込み方をしているのがあの3人ってのも 何か不思議だけど、納得。 大きなことは何ひとつ起こらないから、余計に サチエさ…

茶の味 / 石井克人

5度寝ました。しかしまったく面白かった。 皆すごくいい味出してる春野家のなかでも、 我修院さんの爺は別格。 もはや職人芸の域、優美でさえありました。

Music From The Penguin Cafe / Penguin Cafe Orchestra

弦楽器がメロディアスで、かと思えばあやしげに唄い出す、 油断ならない、そして気のおけない喫茶店。 うっとりするようなつま弾きから、いつのまに即興モダーン音楽に移行してく3曲目 「The Sound Of Someone You Love who's going away and it doesn't ma…

Peacebone / Animal Collective

またも訳がわからん。聴くか聴かないか考え中。全曲聴ける*1が。 *1:http://www.myspace.com/hostessentertainment

My Eyes / Travis

メンバー熱演PV。髭がお似合いフランおじさん。

天然コケッコー / 山下敦弘

素晴らしいの一言。 『腑抜けども』が田舎の短所を全面に押し出した作品なら、そのまったく逆。夏帆、それから他の子役の演技が上手。 初めてのキスを、あんなに味気なく、可笑しいほどに情けなく、 そうして結局は甘酸っぱく描くとはさすが山下監督。 本筋…

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ / 吉田八大

最後のどんでん返しが、痛快。 あんな家族、ホラー以外の何物でもないです。 しかしブラックってよりも、なにか謎。そしてやるせない。

blue / 曽我部恵一

むやみに喩えれば豆腐。 あんなにやらかいのに、投げつけられると存外痛い。 あのズシッとくる感じ。 浜辺の砂だってスプーンですくって口に運びたくなる。 そんな焦げくさくない夏の悦楽つめ合わせ。 この淡さ、フィッシュマンズ並み。けれど、佐藤くんがシ…

街のあかり / アキ・カウリスマキ

たぶん彼が生涯あんなにがっしり握ったのは初めてだったに違いない 手と手のラストシーンに、自然と鳥肌たってました。 コイスティネンは、カウリスマキ映画の主人公にしてはやけに美形。 と思ったけれど、あの、井戸のように底のみえない黒目がちな瞳は ほ…

Jarvis / Jarvis Cocker

フジの掘り出し物、ジャーヴィスさん。 なかには必ずや眠りこけてしまう退屈な曲も含まれているのだが、 「Don't Let Him Waste Your Time」*1「Fat Children」はまちがいなく名曲。 細身と分厚いメガネをクネクネさせて発せられるパンクネス。 よれよれの服…

FUJI ROCK FESTIVAL 07

今年もあっという間に駆け抜けた3日間。至福でした。 一言では言い尽くせぬが、圧巻は迷うことなき三本柱。 1日目BLONDE REDHEAD、2日目!!!、3日目BATTLES。 <7.27> (サンボマスター)→(渋さ知らズ)→BLONDE REDHEAD→(KEMURI)→JARVIS COCKER→(MUM…

23 / Blonde Redhead

五本の足を有し、あるいは二人の従者を鞭打ち馬車を走らすKAZUの優越感と哀しみ。 全曲聴き終わったとき 気づけば濡れた頭からけたたましく蒸気があがり全身ぽわっと干上がっていた。 そんな恍惚感。泣きのフレーズまみれでキャリア中もっとも感動的な一枚か…

Musical / クラムボン

頭の数曲では相変わらず演奏ガツガツしてるなーと思ってはしまうのだけど、 そこんとこは目立たずに、いつもの楽しげな音が快です。「GOOD TIME MUSIC」が良。 いままでで一番聴き込んでしまいそうなアルバム。 http://www.clammbon.com/

Golden green / UA

新築したばかりの純白の家が、一夜明けたら蔦がそこらじゅうに這うあばら屋になっていた。 としても何の不平も言わず住み続けてしまうような、そんな不思議な説得力に満ちています。 外山明、芳垣安洋。高度で変則的なドラムスなのに、こちらもナチュラルな…

Battles In Japan 2005

さてもさても期待大(フジ)。高すぎる位置に取り付けられたシンバルもツボ。

Sonic Youth came to China

ソニックユースが万里の長城に。 http://doops.jp/2007/07/sonic_youth.html

Fireworks / Animal Collective

いまだに音楽性のつかめない彼らだが、 この曲とても軽快、爽快。新作「Strawberry Jam」楽しみ。 http://www.pitchforkmedia.com/article/download/44017-animal-collective-fireworks-video

Screaming Masterpiece

いつの間に。だいぶ前から日本公開が待望されてたやつだ。 一度アマゾンでDVD買おうかと思ったやつ。カラシって、誰。 http://screamingmasterpiece.jp/