2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

巨匠ピカソ 魂のポートレート展

仕事がこの付近であったので、行く気のなかったサントリー美術館へ。 「カザジェマスの死」と同じ年に描かれた「自画像」。 本展はこれに尽きた。絵はがきを一枚買い、去る。 「ドラとミノタウロス」も、次に目に焼き付いた。 「フランソワーズ・ジローは、…

日本の新進作家展Vol.7 オン・ユア・ボディ

ロンドン在住の老女優を撮った塩崎由美子"Una"の庭むこうには、やはり庭。 そちらの庭先では、老女らが代わるがわるにただショパン"ワルツ"を弾いていた。 横溝静*1"Forever (and again)" *1:http://www.wako-art.jp/exhibitions/data/2008/i_can_feel_it_bu…

ハイ・フィデリティ / スティーブン・フリアー

ねちっこい主人公のぼやきがさいごまで我慢ならなかった。

ナチョ・リブレ 覆面の神様 / ジャレッド・ヘス

「今晩俺の部屋で一緒にトーストをかじりませんか?」 という口説き文句がいいですね。

スクール・オブ・ロック / リチャード・リンクレイター

デューイを演じるジャック・ブラックの、迫真のエアギターには感服。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情

あの背をポスターでみて以来、気になっていた画家。 「ストランゲーゼ30番地」*1で描かれた作品の数々。 同じ部屋で、同じ女性が等しく背を向けた絵が これでもかと並んでいる様には、唖然としてしまった。 あんなに多数描いているとは思わなかった。 *1:htt…

YELLOW / 電気グルーヴ

曲名にもあるように、アシッドハウス一色。ぶびぶび言ってます。 驚きの今年2枚目にして、前世紀の電気が戻りかけた名誉挽回作。 "Mole 〜モグラ獣人の告白" 〜 "どんだけ the ジャイアント"の流れが好き。 とくにピエールが「じゃみろくわーい」って叫ぶく…

師走 ライブ

MGMT 12/3 @O-EAST http://www.creativeman.co.jp/2008/mgmt/ YELE & THE TEENAGERS 12/16 @LIQUIDROOM http://www.creativeman.co.jp/2008/yelle_teen/ SAKEROCK 12/28,29 @東京キネマ倶楽部 http://smash-jpn.com/band/2008/12_sakerock/

ZAZEN BOYS 4 / ZAZEN BOYS

"法服着たツェッペリン"による、秀逸なる"アーバン・ファンク"。 なにも向井さんがこんなオンガクやらなくても、と一度は思ったが けっきょく向井秀徳にしかできない代物。

Microcastle / Deerhunter

ハンターという位だからもう少し血生ぐささが欲しいところだけど いたって澱みの無い、澄んだヴォーカル。ダークにして甘ったるい。 なんとなく、精神力も高そう。 音は違えど、器用なポップセンスがNo Ageそっくり。 しゅるり巻きつく、ガレージ・サイケデ…

Nouns / No Age

終始クールで、オリジナリティもガムシャラさだってなけれども 緩急のつけ方が非常にしっくりくる。 とにかくセンスのよいこと。これだけを彼ら自身も誇りにしている様子。 あなどれぬぞ、お子ちゃまパンクネス。 Radioheadのコリンや小山田氏もバンドT着用…

Id Engager - Of Montreal

これまた嫉妬するほどの傑作。

Skeletal Lamping / Of Montreal

この馬*1をみよ。いま最もライブがみたい彼らによるフルーツ・ポップ。 この猥雑さは特筆もの。立体ジャケもやたらと豪奢。 あたまの数曲聴き、皮をむききる前に姿をあらわすのは「クドさ」の塊。 バターにマーガリン溶かしてかつメープルシロップかけたくな…