2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Not Given Lightly - A Tribute To the Giant Golden Book Of New Zealand's ]]Alternative[[ Music Scene / V.A.

ワルシャワ*1でかかってて、ついつい触手がのびてしまう。 小雨がぱちぱち弾けるなか、窓を開け放ち流したらすごく染み入った。 Morrの名うての名手たちが、ニュージーランドシーンをカヴァーした2枚組。 誰が目立つでもなく、家族的な温かさでもってリレー…

Magnolia / The Wooden Birds

The American Analog Setのソロ。 US盤はわんこレーベル*1から出てるけど、むろんMorr盤を。 オッオッーオホーと、アゴであおるレトロ風情がたまらない。 ケニーは朴訥とした・愛嬌たっぷりの詞を書きます。 どの曲も詞をなぞるのが楽しいが、 "my little br…

The Spinning Top / Graham Coxon

"Crow Sit on Blood Tree"以来久々に購入。 円熟そのもの! えらそーに言うとグレアムのひとつの到達点。たかみです。 ぐいぐい聴かせる匠のギター。しかも並々ならず振幅ひろい。 それと相変わらずヘタウマな歌。いつまでも垢抜けない所もいい。 ブリティッ…

Left Right Left Right Left / Coldplay

ラジオで流れてた"Clocks"のライブ音源をもう一度聴きたかったもので。 オフィシャルから無償でダウンロードできます。 http://www.coldplay.com/

ワイルド・パーティー / ラス・メイヤー監督

20世紀フォックス初の成人指定映画。 オカルトだとかエログロって感じもそうなくて ソープオペラを2倍速でポップ回転、したみたいな作品。

suicidal 10cc Live @東京日仏学院

小洒落たレストランに、Synthi*1が2台置かれ、つまみをこちょこちょ。 あんなSFっぽい装置から、思いもよらぬ爆音ひきこもごも。 あれ一式、同じものがほしいです(安部公房も持ってたらしい。) *1:http://www.proun.net/gallery/ems_synthiaks.html#

バットマン オリジナル・ムービー / レスリー・H・マーティンソン監督

友にすすめられ、ジャケ買いした1枚。 予想したとおりのおっバカなできばえ。 やけに美脚なので女性?と思ってたが、れっきとした小僧さんでした。ロビン(しかもウェインの養子)。 広川太一郎さんのクールな吹き替えがつぼ。

Primary Colours / The Horrors

音像だけで、ぶっ倒れそうになった。 マイブラはもとより、たとえばDeerhunterの新作に似てる。とか メロディーは存外安っぽいな…とか感じる前に。 とにかく録音が特異すぎて、異彩を放ってます。 騒音芸術のごとく、地響きたてる轟音。徹底した密室っぽさ!…

ミツバチのささやき / ビクトル・エリセ監督

かれこれ10年ちかく見ようとおもっていたもの。 これはビデオではなく映画館でみるべきだ。 感動がうすかったのは、きっとそのせい。 "映画館でしか味わえぬ、神秘的な光の横溢"という宣伝文句が恨めしい。 丁寧に・静かにアナのまわりの日常を照らす一方で …

ヴィデオを待ちながら 映像、60年代から今日へ

空前の51点。3時間かけてたっぷりみた。 入口におかれたジョン・バルデッサリ《I Am Making Art》が一番印象深かった。 《植物にアルファベットを教える》もバルデッサリ。

全身小説家 / 原一男監督

うっとりするほどの形式美。 ドキュメンタリーなのに安定した、均整のとれた構図。 はじめて映像でみる井上光晴は、色白で、人懐っこくて愛らしい人だった。 彼の人間的な魅力がこれでもかというほど映し出される。 同時進行で、自作年譜の嘘がつぎつぎやり…

やなぎみわ マイ・グランドマザーズ

写真とキャプションを行ったり来たりしながらみるのが、たのしかった。 キャプションがさりげなく、過不足ない作品がよかった。 物語がうるさったいとフェイク感が誇張され、作り物のシワが猿の惑星みたいに思えてくる。 MIE*1さんの佇む建築、風景が相当カ…