2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Tourist History / Two Door Cinema Club

絶好調のひとこと。 何かに焦り、生き急ぐような性急さ(リズム)と、悠々とした唄。 このアンバランスがえらくカッコイイ。揺さぶられる。 生の悦に入り、涙パチャパチャ飛び散らせながら走ってる感じ。 Phoenix 直系だが、彼らよりもっと器用。若さの強み…

ゲルハルト・リヒター "New Overpainted Photographs"

仕事先が目と鼻の先だったので、フラリ。 写真の上で隆起したり波打ったり、雨のように降り注いだり。 ペインティングは驚くほど精密なのだけど、なにかハッとさせる"覇気"がないと思った。 果たして何のためにペイントされたものなのか…普段抱くことない疑…

オルエットの方へ / ジャック・ロジエ 監督

『ひなぎく』の2人を3人にし、ヴァカンスをプラスしたような映画。 彼女たちの過ごすヴァカンスは、誰もが夢見る豪勢な代物じゃなく ただ海があって、そこで朝寝坊して、読書するだけ。とてもシンプル。 滞在する別荘も、どちらかと言うとあばら屋。 でも…

Everybody Knows It's Gonna Happen Only Not Tonight / The Go Find

こういう、無闇に長ったらしいタイトル、好きなんです。 表題曲は、レディオヘッドを引用してるにちがいない、悩ましいコード進行。 通りがかりのサックス吹きが加わっちゃいました、みたいなアウトロも新鮮。 "It's Automatic"とあわせて、シングルカットで…

Pat Metheny - The Orchestrion EPK

こちらもナイス自動。ライヴ*1を見てみたし。 http://www.myspace.com/patmethenygroup *1:http://wmg.jp/artist/pat_metheny/news.html#28679

The Go Find "It's Automatic"

配色から何から、もうパロディ作りたいくらい。 アルバムは、発注あやまりまだ届いてない! http://www.morrmusic.com/

There Is Love In You / Four Tet

5年ぶりのアルバム。電化されまくってて、、耳うたがった。 王子、プログラミングだけして行方くらました、 もしくはロボットにでもなっちゃたんですか。 その喪失感さえ拭えれば、ここ何作かの彼よりもずっと愛聴できそう。 テクノでダビーで、アンビエン…

This Wilderlessness / Yamon Yamon

むむ、シー・アンド・ケイク〜Ancient Greeksまんまやんって思ったが 試聴した瞬間、ライナス*1に注文してました。 なぜだかとっても愛着がわくのは、バンド名やジャケのせいだけじゃなく やじろべえのようにユラユラ、コロコロ・・ テクニックそっちのけで…

今度は愛妻家 / 行定勲 監督

金髪のトヨエツと、ぷっくり薬師丸ひろ子がいい。 ぐるりのこと。の夫妻なみに、ふしぎとお似合い。 ふたりが"やな家"みたいな演技してるのがどうしたって歯痒く、 えっこれは最後までみれるだろうかと不安になったが、杞憂。 光も何もねらいすましたセット…

「Hollow」 小谷元彦展

マイク・ケリー展でおぼえた"エクトプラズム"って霊的単語。 それ以上に、FRP樹脂の魅力が上回っていた。 監視の目を盗んで触れたい欲望。 いや、けっして触れてはならない神聖さ。 宙づりにされた"Hollow:Duplex"が圧巻。 さらに奥の間には、自由の女神並み…

(500)日のサマー / マーク・ウェブ 監督

She&Him*1のズーイーちゃん演じる サマーがいちいち可愛い。小悪魔! 時間軸が巻き戻ったり早送りされたり、忙しい映画だから 数えきれぬくらいの服を見たはずなのに乱発された気がしない。 コーディネートがすばらしかった。 トムはというと、つねにスクー…