2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Colossal Youth / Young Marble Giants

とある美術館で目にして、すぐさま書きとめたバンド名。 ぶかっこうな骨董品をめでる感覚です。 ガットをかじって鳴らしてるような下手くそギター。 コツコツ鼓動するドラムマシンは無粋に感じてしまうが そこに、薄ら笑いのうた。アリソン・スタットン嬢! …

Camera Obscura - French Navy

いい眉、してますね。まじまじ見るとコワイけど。 4ADから出してるってのがびっくり。 http://www.myspace.com/cameraobscuraband

Houseplant / Jim Black

半分ジャケ買い。またまた奈良美智かき下ろし。 湿ったシーアンドケイクのように始まる。のびやかな分、トンガリ不足! ようやくジムのドラムが前景化してくる"Cadmium Waits"以降が真骨頂。 ロックの棚に並んでてもおかしくないのに並んでない! http://www…

新作リスト

"The Eternal Montage"に胸ふくらむ。 SYやスーパーチャンクの新作がいまだに待ち遠しいのは純粋にすごい事。 The Eternal / Sonic Youth http://a.oops-music.com/doops/sonic_youththe_eternal.php Leaves in the Gutter EP / Superchunk http://www.mer…

I Can Wonder What You Did with Your Day / Julie Doiron

お得意のブイブイ強調されたベースは、今回この上なくグランジー! 他の楽器もそれに加勢してる。 違和感は、控えめすぎる歌。きっともっともっとカッコよくなれる。 破裂音を散らした"Consolation Prize"は 鍵盤叩きまくってた頃のBen Folds("Julianne")…

Of Montreal @Shibuya DUO

最新作で一気に好きになったオブモン。 ライブの写真*1みた瞬間行くと決めてた。 まずは虎男くんが、登場して開会宣言。 ノッポな彼と格闘をくりひろげる全身黒タイツ。 それから下品にサンドウィッチを貪るレディー。 かじったフルーツを次々客席に放つ髭ダ…

善き人のためのソナタ / フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督

ジャック・ブラック似のライエ軍曹と ウォーホールっぽいメガネくんがいい味出してた。 このふたりがいい具合に作品の重厚さをうすめてる。 ライエが書く盗聴の報告書は、冷たさがなく小説的。 音に拘った編集があるわけでもなく、スケールも意外とフツウ。 …

たみおのしあわせ / 岩松了 監督

「たおみのしあわせ」と、ずっと勘違いしてて その方がしっくりくるので「たおみ」として見た。 全員、演技の一部が岩松了で時々くすり。 登場人物は好きでも、お話は好きになれない。 たおみかわいそう、伸男かわいそう、瞳かわいそう…の連鎖が起きる。 な…

Hand It Over / Dinosaur Jr.

はやくも4月に新作発売!*1ダイナソー。 …去年再発されたやつ。安かったので購入。 ダイジョブかって位ダサいジャケット。 でも"I Don't Think"と"Alone"大好きで、思い出深い1枚だったもので。 マイブラのケヴィンとビリンダも参加。 *1:http://www.pitch…

片桐はいり映像企画

「アイディア大募集」中だそう。 辛酸さん*1や板尾さん松尾スズキも参加。 小生はというと、「週刊真木よう子」をじわじわ見すすめてます。 http://www.stardustpictures.co.jp/special/ *1:http://blog.smatch.jp/sinsan/archive/440

Get Guilty / A.C. Newman

前作同様ジャカジャカしてて五線を行ったり来たり。 ちょっぴりストレンジなソングライティングながら、アレンジが冴えてます。 こじんまりした中に、大帝の凱旋を喝采するような華々しさ。群を抜いて好きな"The Heartbreak Rides"は ズレて刻まれる楽器が、…

百万円と苦虫女 / タナダユキ 監督

タナダユキって、もうちょっとアナーキーかと思ってた。 100万円とか田舎とか…あまりに単純。 タナダさんの短篇に「蝶々のままで♥*1」というのがあり ほぼ瓜二つなストーリーなのですけど そっちの方がよっぽど悲愴感も見応えもある。 ピエール瀧が『Stereo …

デトロイト・メタル・シティ / 李闘士男 監督

原作好きはそろって、映画はクソだと言うが、ふつうに面白ーい。 DMCが全国圧巻したり、外タレが攻めて来るときの描写が あまりにちゃっちくて『日本以外全部沈没』かと思った。肝心の音楽も、上におなじ。 牛をベーベーするクラウザーさんと遊園地のシーク…

Changing Horses / Ben Kweller

なぜか立派なお腹みせびらかしてるからと言って ルーツミュージックに接近だからと言って、おっさんとは言わせません。 デビュー作から変わらないおおらかな歌声。明快な歌詞。 暴れ馬の上でも、顔色ひとつ変えずに歌う善人ぷりがでてる。 エレキが入ってこ…