2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

The Hawk Is Howling / Mogwai

スチュアートのだらしないインタビューにのせられ、購入。 彼が自慢げに言うほどのことではないが、確かに曲名笑えますね。 聴きこむほどに、擦り切れてしまい安っぽく感じられてくる。 かと思えば時にひどく魅力的に顔を変えるふしぎなアルバム。

Uphill City / I am Robot and Proud

1音目で歯がガタッと抜け落ちる。 そしてできた穴からはキューブか球体か、はたまたピラミッドか。 どれも判別つかないほど小さな浮遊体が、綿毛のごとくふわふわと 口の中であぶれて止まらない。この多幸感を前に、口は開きっ放し。 双子のような曲"401 Ci…

The Rhumb Line / Ra Ra Riot

ポストVampire Weekend*1って評判も、ようやく合点がいった。 "ラ"をあと4つほど追加したいくらい、かなり気持ちが良い。 *1:http://www.myspace.com/vampireweekend

Nagi Noda passed away

野田凪さんの訃報を各所で目にしました。 享年35歳。この人の作品まだまだ見たかった…。 マーク・ライデンのドレスを纏ったままの最期。

Inní mér syngur vitleysingur - Official Video

レイキャビックの"Náttúra Concert"でのシガー・ロス。 その場に居合わせたかったとしか言いようがありません。

Murta St. Calunga / Benni Hemm Hemm

Morr Musicはなれ、母国Kimi Records*1からのリリース。 ありがちながら、車のハンドルにぎる腕が、大海原をゆく船長のそれとなる。 2曲目によると、その船長は"北大西洋で捕鯨業"を営んでいる。 まさに海の上のブラスバンド。ときどきとちるラッパもご愛嬌…

TOKYO! [インテリア・デザイン] / ミシェル・ゴンドリー

木になってしまう話だから、もっと惨めなのを予想してたけども あの清々しい悟りのラストには、やられました。 ひとりスタンディングオベーション。なんてかわいらしい椅子。

Standing In The Way Of Control / The Gossip

どんなに獣的な歌い方しても品を失わぬべスが涅槃像のごとく堂々横たわる。 しかし果敢に動きまわる。その姿、ほんとにパワフル。 その両脇で、黙してバックに徹する2人は相当ストイックで切れ味たっぷり。 フジで目にした光景が常時フラッシュバックします…

Ein í leyni / Benni Hemm Hemm

ポスターを折り紙してこさえられた便箋ジャケが、有り難みたっぷり。 牧歌的だとかいうのを通り越え、放牧された羊そのものにこちらもなってしまう。 エレキの爪弾きが新鮮な「Jag Tyckte Hon Sa Lönnlöv」は美しいの一言。 あと口笛が、君はコトリかと問い…