2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Boycott Rhythm Machine II

「(高木さんは)ジャズ臭くないのが面白かった。俺がいくらインプロか何だっていってもやっぱジャズ臭いんだよね」 という南さんはときどきドビッシーぽくもあり。ときどき、一オーディエンスの目では届かない空間に敢えて触手をのばそうとするカメラ。 鍵…

Ben Kweller

こちらも待ちに待ったベン君の3rd!9月19日発売だそう。 ジャケの表情がまたサイコーにヘロヘロで、たのしみ。1曲ダウンロードできます*1。 *1:http://www.rcarecords.com/benkweller/site/audio/Ben_Kweller_-_Penny_On_The_Train_Track.mp3

The Velvet Teen

いつのまにか新作出してた。じつに2年ぶり。 読売にインタヴュー記事*1。 http://www.myspace.com/thevelvetteen *1:http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/music/news/20060720et02.htm

LEFT ALONE1・LEFT ALONE2 / 井土紀州

「シジフォスではなくスカラベ・サクレ(糞転がし)として*1」 「恋愛レボリューション」に合わせて踊るスガ秀実が異様、というかウケた。 彼に言わせれば、花田吉本論争での吉本勝利は「ニューレフトが文化的ヘゲモニーを握っていく時代状況の必然的な帰結…

ポップジャム in シブヤ

向井秀徳の「crazy days crazy feeling」が沁みました。 俺が削ったトンボの鉛筆 これを用いて刺す言葉 更に鋭く説く言葉 ストレイホーンの「Isfahan」とか吹いた菊地成孔は、エレカシみたいに頭かきむしってた(笑)

ポトマック / ジャン・コクトー

「ペルシケール、君は僕が毎朝何を食べるか知っているかい?」 「いったい何を食べるんだね?」 「ココアと、死の不安さ。」 謎の水棲動物、ポトマック。公房のデンドロカカリヤ君みたい。 なかば自動筆記みたいな詩、かわいらしく醜いウージェーヌのデッサ…

このごろのハローミ

晴臣さんは70年代から夢日記をつけてるらしい。自作のフォトコラージュまで。 ぼくには夢をみる才能がないのだろか…それとも記憶する機能がないだけか。 http://www.1101.com/hosono/

モーターサイクル・ダイアリーズ / ウォルター・サレス

期待どおり、ってゆうかそれ以上の作品でした。 ポンコツのノートン500は、エッて感じで途中でスクラップにされちまう。 当時の政治やイデオロギーはとりたてて描かれないし、まったく、青春。 "若くてバカい"二人の男と、必死に生かんとする庶民がいるだけ…

住まいのけしき

東京R不動産*1 やがて記憶の景色 / 下川良範 建築の写真以上に、家の写真って好きです。 キレイや高級がいいんじゃない。たいせつなのは味。いつか自分の家建てるときは、十年がかりで悩んでしまうかも…笑 そうして、阿佐ケ谷住宅は永遠の場所。 *1:http://…

ダル豆カレー

たまに行きたくなる名店(常連に蛭子能収、井上ひさし…)モンスナック。 ダル豆は、ボリューム薄いけど、コトコト煮込まれたやさしいお味。

蝶の舌 / ホセ・ルイス・クエルダ

棺桶にさえ入れてほしい思い入れの一本。セザンヌのように濃密な光、蠅や埃も写り込んでるレアリズム。 スペイン内戦下。愛犬の吠える声に昂奮を得て行為におよぶ商売女と、その犬を疎ましく思い殺害する男。 狼に襲われ声を失った人妻の中国女と恋に落ち、…

グッバイ、レーニン! / ヴォルフガング・ベッカー

はじまり方『アメリ』っぽいって思ったら、音楽はヤン・ティルセン。 戦時下の素朴なドラマを描いたものが好きな自分にとって、かなりベストな映画。 「車は夜をかけた 宇宙を滑るように 何光年のかなたへと」…本物のS・イェーンが演説する、でっち上げの建…

マルキス の髭。

資本論(1) / カール・マルクス 家族・私有財産・国家の起源 / フリードリヒ・エンゲルス 『資本論』も読む / 宮沢章夫 マルクス主義における絶対主義観。というかなりマニアックなレポートのために、かなり苦心して読んだ。 『資本論』は、むつかしいを通…

電気GROOVE

VOXXX / 電気グルーヴ Nothing´s Gonna Change / 電気グルーヴ The Last Supper / 電気グルーヴ ひさびさ発掘して聴いたら、おどろくほど心地よかった。 「愛のクライネメロディー」「Nothing's Gonna Change」は相変わらず名曲だし、 「ドリルキング社歌」…

衛星みたいな このハート。

Michel Gondry Best Selection

まとまった作品集として観たのは、はじめて。 3歳児がする積み木とかレゴのブロック遊びみたいな発想を、抜群のアイディアとセンスで無邪気に映像化しちゃうのが心にくい。 ほんとあの頃は、ヘンテコな世界のほうがリアルにみえるんだよねって。 まさにそれ…

Mr. Beast / Mogwai

もうずいぶん遠ざかってた、もぐモグワイ。 胸にぐさりとくるナイフのようなトゲ、致命傷な擦過傷はうすれたような…。 でも、DVD観て思った。こいつら、明らかにライヴの方がいい!? http://www.mogwai.co.uk/

TAIGA / OOIOO

ヨシミさん、また憑かれたかのように唄ってます。 『Kila Kila Kila』はどこか超越した感あったけど、そのシャーマンっぽさとか気取り?は薄まり、かわいらしい。 てか、いくらかポップになった感じ。しかーし、得体の知れない無国籍で宇宙的、エキゾチカな…

うすまる うすめ。

UNKNOWNMIXの逆襲

復活した「UNKNOWNMIX」のレポがアップされてます。 みぢかいけどOptrumの動画つき。蛍光灯ギター、はじめて目撃。ぐほっ。 http://blog.livedoor.jp/cpiblog00812/archives/50103382.html

IID 池尻ロマンス座

前から気になってた世田谷ものづくり学校にて、名画交流会「池尻ロマンス座」がはじまるとのこと。 ほかにも面白そうな取り組みいっぱい。 http://www.r-school.net/

大江健三郎書店

ジュンクに開店中。 「若いころ、『みんなが読んでいる本』じゃなく、『信頼する人が読んでる本』を読もうとした」 谷川店長は、友部正人もセレクトしてました。 http://www.junkudo.co.jp/sakkashoten/07oe/oe.htm ABCでは、ジムとカジヒデキの二人によ…

ポップジャムDX

ベルセバ→高木正勝→小西&かりあ「東京は夜の七時」って流れにお目目ぱっちり。 7/22は、Live in Shibuyaのバックナンバー特集!(向井秀徳、菊地成孔…) http://www.nhk.or.jp/popjam/live/index.html

にんじん / 友部正人

「国鉄のストライキ」「連合赤軍逮捕」って単語が、 「鼻も耳も口も無い綺麗な人間たちが 右手に箸 左手に茶碗を持って 新宿駅に向かって行進しているのを見た」とか 「空を飛び、あの娘の胸に突き刺さ」る中央線って幻視にかわってく文学性。「ダーティー・…

武蔵野タンポポ団の伝説 / 武蔵野たんぽぽ団

中津川フォークジャンボリーで結成された日本初のジャグ・バンド。 何とも味があるのです。たわいもないMCも、わきあいあいとした雰囲気も。 そんでもって、「底抜けに明るい悲しさ」。シバ「もしも」をはじめ、粒ぞろい。

ジャンボ リー。

La Base Films

おフランスの「La Base Films」。 Karni&SaulやClemens Habichtって人のMVがよかった。上品でいてまんてんな遊び心。 関根光才さんの作品もラインナップされてます。(カニンガムっぽい。) http://www.labasefilms.fr/ ついでにムービング・イメージの祭典…

すみだタワー

新東京タワーのデザイン監修は安藤忠雄さんらに決まったそう。 610M、トロントのCNタワーを超すんだって〜。 http://www.sumida-tower.jp/

The Wire 20 1982-2002: Audio Issue / VA

「225 minutes of music compiled from The Wire magazine's extraordinary orbit」(帯より) 買った当時は、しっ知らねーってアーティストばっかだったけど、いずれも大物ですね。 日本からは、大友良英と不失者(笑)

The Wire magazine

ロックから現代音楽まで。ジャンルも国もいっしょくたに取り上げた、ノー・ボーダー感。 これぞ英The Wire誌の醍醐味っ。(FADERとかはあきらかに意識?) 「MP3 Library」はモダーンミュージックのジュークボックス状態です。 阿部薫「1972.1.21 alto 2」、…