2008-01-01から1年間の記事一覧

RUSHMORE(天才マックスの世界) O.S.T

およそ10年ぶりにサントラCD購入。すでに位の高いサントラです。 The Creation、The Who、The Faces…モッズなトラックの数々。 そこにマザーズボウ(DEVO)のスコアがサンドされる。 とりわけ、The Kinks "Nothing In This World Can Stop Me Worryin' Bout …

People Press Play - These Days

そうそう、ヒモって食べたくなるよね。アンド、手繰りよせたくもなる。 http://www.myspace.com/peoplepressplay

来年のよてい

日本映画史横断3 怪獣・SF映画特集 / 東京国立近代美術館 こりゃすごいですなあ。タイトルだけで選ぶなれば 「美女と液体人間」「遊星王子」あたり観に行きたい。 http://www.momat.go.jp/FC/fc.html フェデリコ・フェリーニ映画祭 / 吉祥寺バウスシアター …

Music From The Magic Shop / おおはた雄一

顔は音楽をあらわす。 見た目どおりの、朗らかな歌ぞろい。輪郭も思いのほかくっきりしてて。 NY録音*1なのにひとつもアルファベット使わず歌い上げてる所が潔いなあとおもう。 ベスト3は「時がたてば」「フォリオ」「火のそばに」。 http://www.yuichiohat…

The Music Makes Me Sick / It's A Musical

カラフルな服きたり、ダサダサな格好したりのスウェーデン&独出身デュオ。 いたって柔和な曲調と、がちゃがちゃ玩具ソングがサラダボールされてる。 若干、聴き終わらぬうちに飽きてしまう曲も多いのだが、ところどころ名曲。 氷の上、アリンコ大のふたりが…

12/20ロードショー

ラースと、その彼女 / クレイグ・ギレスビー http://lars-movie.com/ 英国王 給仕人に乾杯! / イジー・メンツェル http://www.bowjapan.com/iservedtheking/ チェチェンへ アレクサンドラの旅 / アレクサンドル・ソクーロフ http://www.chechen.jp/

Billie The Vision & The Dancers

もうかなり聴き込みました。なぜかアルバムぜんぶダウンロード可。 男女7人の編成も曲も珍しくないんだが、愛着わきまくり。 ウォウォとかパラララとうたう時だけ、なぜか相当たどたどしい。 さらにヘイヘイホーと文字通りうたう! "I Was So Unpopular In …

Parenthetical Girls - A Song For Ellie Greenwich

曲はどーかと思うが、レンガ色多用の映像がクレイジー。口ちかっ。

ライフ・アクアティック / ウェス・アンダーソン

映画よりも、映画の中で彼らがこしらえる映画が魅力的。 "水素症候群"のため赤目で叫ぶズィスーが一番の名シーン。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ / ウェス・アンダーソン

かつて天才児として名をはせた子供らの、こわれた今。 かなり設定が入り組んでますが、楽しかった。

天才マックスの世界 / ウェス・アンダーソン

3本のうちで最高傑作。マックス、いいやつと思いきや、かなりの性悪。 未亡人のローズマリー先生に、15歳と中年の変テコ2人がゾッコン。

フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち

とにかく人気。50分待ちにて、ぞろぞろ見歩く。 実物みて以来、華麗に印刷されたポスターの類をみるのが大変もどかしい。 実物は色あざやかなのではなく、光あざやか。 自然光の表現にうっとり。豊か。 視線や表情が、フレームの外にある物語をも想起させる。…

巨匠ピカソ 魂のポートレート展

仕事がこの付近であったので、行く気のなかったサントリー美術館へ。 「カザジェマスの死」と同じ年に描かれた「自画像」。 本展はこれに尽きた。絵はがきを一枚買い、去る。 「ドラとミノタウロス」も、次に目に焼き付いた。 「フランソワーズ・ジローは、…

日本の新進作家展Vol.7 オン・ユア・ボディ

ロンドン在住の老女優を撮った塩崎由美子"Una"の庭むこうには、やはり庭。 そちらの庭先では、老女らが代わるがわるにただショパン"ワルツ"を弾いていた。 横溝静*1"Forever (and again)" *1:http://www.wako-art.jp/exhibitions/data/2008/i_can_feel_it_bu…

ハイ・フィデリティ / スティーブン・フリアー

ねちっこい主人公のぼやきがさいごまで我慢ならなかった。

ナチョ・リブレ 覆面の神様 / ジャレッド・ヘス

「今晩俺の部屋で一緒にトーストをかじりませんか?」 という口説き文句がいいですね。

スクール・オブ・ロック / リチャード・リンクレイター

デューイを演じるジャック・ブラックの、迫真のエアギターには感服。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情

あの背をポスターでみて以来、気になっていた画家。 「ストランゲーゼ30番地」*1で描かれた作品の数々。 同じ部屋で、同じ女性が等しく背を向けた絵が これでもかと並んでいる様には、唖然としてしまった。 あんなに多数描いているとは思わなかった。 *1:htt…

YELLOW / 電気グルーヴ

曲名にもあるように、アシッドハウス一色。ぶびぶび言ってます。 驚きの今年2枚目にして、前世紀の電気が戻りかけた名誉挽回作。 "Mole 〜モグラ獣人の告白" 〜 "どんだけ the ジャイアント"の流れが好き。 とくにピエールが「じゃみろくわーい」って叫ぶく…

師走 ライブ

MGMT 12/3 @O-EAST http://www.creativeman.co.jp/2008/mgmt/ YELE & THE TEENAGERS 12/16 @LIQUIDROOM http://www.creativeman.co.jp/2008/yelle_teen/ SAKEROCK 12/28,29 @東京キネマ倶楽部 http://smash-jpn.com/band/2008/12_sakerock/

ZAZEN BOYS 4 / ZAZEN BOYS

"法服着たツェッペリン"による、秀逸なる"アーバン・ファンク"。 なにも向井さんがこんなオンガクやらなくても、と一度は思ったが けっきょく向井秀徳にしかできない代物。

Microcastle / Deerhunter

ハンターという位だからもう少し血生ぐささが欲しいところだけど いたって澱みの無い、澄んだヴォーカル。ダークにして甘ったるい。 なんとなく、精神力も高そう。 音は違えど、器用なポップセンスがNo Ageそっくり。 しゅるり巻きつく、ガレージ・サイケデ…

Nouns / No Age

終始クールで、オリジナリティもガムシャラさだってなけれども 緩急のつけ方が非常にしっくりくる。 とにかくセンスのよいこと。これだけを彼ら自身も誇りにしている様子。 あなどれぬぞ、お子ちゃまパンクネス。 Radioheadのコリンや小山田氏もバンドT着用…

Id Engager - Of Montreal

これまた嫉妬するほどの傑作。

Skeletal Lamping / Of Montreal

この馬*1をみよ。いま最もライブがみたい彼らによるフルーツ・ポップ。 この猥雑さは特筆もの。立体ジャケもやたらと豪奢。 あたまの数曲聴き、皮をむききる前に姿をあらわすのは「クドさ」の塊。 バターにマーガリン溶かしてかつメープルシロップかけたくな…

私がクマにキレた理由 / シャリ・スプリンガー・バーマン&ロバート・プルチーニ

若者をターゲットにした宣伝とは裏腹に、 異様に年齢層高かったのがちょっと可笑しかった。 「家政婦は見た」を存分にファッショナブルにしたような映画(あれも好きだけど)。 スカーレット・ヨハンソンなしには成立しなかったんじゃないかという位 アニー…

ある日の休日プラン

生オフィーリアはちと見たかった…時おそし。 http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/08_jemillais/ ヴィルヘルム・ハンマースホイ / 国立西洋美術館 〜12/7 http://www.nmwa.go.jp/jp/ フェルメール展 / 東京都美術館 〜12/14 http://www.tobikan.jp/ 高…

都会のアリス / ヴィム・ヴェンダース

記念すべき"ロードムービー"第1作。早稲田松竹にて。 9歳というアリスは、やけに大人びていて仏頂面。 そのくせ「腹へった」「なにか食べたい」を連発。そんな少女とのさすらいは、いつのまにか 恋人同士のかけおちのようなものへと転じていく。

海外ホームドラマ『ホニャララ』(SAKEROCK)

「おいヒサノブ。」2年ぶりの新作は超豪華。 http://sakerock.com/special/honyarara/

Snowflake Midnight / Mercury Rev

この大胆だけど、甘美なるエレクトロニクスの導入も ジョナサンに言わせれば「部屋がせまかったから」。 100時間分もの録音の断片が、粉雪として軽やかに積もってき、 そして融けだす感じはさすが。 黒ウサギたちも、深い海を海洋生物のように泳ぎ回っておる…