奥山順市のアナーキー・フィルム・フェスティバル



生意気*1とのトーク目当てで行ってきました。
(生意気、原美術館の中庭にある作品が好き。)
実験映画っていうより、フィルムによる、ぶっとんだ実験。
「映像は暴力だ」って言葉を、両側から考えさせられた。
そもそも、退屈だとか面白いかとかって次元でつくられた作品じゃない。
それはご本人も強調していて、「プロセスなんだ、マテリアル感なんだ。」だからフィルム。
既成のフィルムからちぎった女性の顔のアップの24コマ(1秒)をコラージュした
『Le Cinema・映画』は、映画の時間性ってものをモチーフにした
まさに「映画の教科書」!これが断然気に入った。
奥山さん、歌まで披露してくれて気さくな方でした。