北極星 北極 北極グマ。

彼らのことばには、『宇宙 日本 世田谷』それからこの2つのように、
すっごく微妙でフシギな距離感が内包されてる。
たとえば「あの子」のことを歌ってるとき、あの子への距離はどこから発しているのか。
それを測定してるのはボクでも君でも神様でもなくって、だけどそれらすべてでもある。
つまり、こういうことなのかも知れない。
星と星との距離、ボクと宇宙の距離、君と空中の距離、ボクと君との距離…
それらはすべておんなじように浮かんでて、点線で結ばれ合ってる。
だからこんなにだだっ広くて、夢見心地で、ふわふわしてるのかな。
そしてその距離に向かって、佐藤君は語りかけてるのかも知れない。


『宇宙』は夜〜夜明け、『空中』は昼〜夕方のイメージだそうだけど、『宇宙』の方が好きかも。