カメラになった男 写真家 中平卓馬/ 小原真史



最終上映中のシネマアートンにて。冒頭のチャリンコこぐシーン見たくて行ったのに、
小田急ノロくて見逃してしまった。しかし同じくらい名シーンがあって、それは
中平さんがショートホープくわえながら時報で時計を合わせるシーン。


「ちがう猫でも知ってるね(自分が写真家だということを)」
自慢げに話す中平の話には、不思議なほどの説得力があった。
「ジュースじゃなくマンションになっちゃった」
「沖縄をどう考えているのか」
東松照明の展覧会のシンポジウムで、"遊芸人"アラーキーに噛みつき熱弁ふるう彼は見物。
「卓馬」の名前の由来を「a little excellent foolishest man」と説明するくだりも面白かった。


http://www.cinekita.co.jp/lineup/camera.html