ニライカナイからの手紙 / 熊澤尚人



沈黙をつらぬき、ことごとく理不尽に振る舞うオジイ。
郵便局長どうしの密かな契りが明かされるとき
この謎は、愛おしすぎ、ストイックすぎるものだったとわかる。


島にかえった風希を訪れる、おびただしい数の参列者たち。
このシーンだけは、彼女が神になったみたいで、どうみても滑稽。