東京画 / ヴィム・ヴェンダース



どうにも感傷的にすぎる。そして、結論ありきの旅になっていると思った。
ヴィムによる通訳がジャマだったが、
笠智衆厚田雄春を訪ねたインタビューには感じ入ってしまいました。


「小津の脚本を厚田に借りて何日間か手元に置き、
うやうやしくめくってみたが途方に暮れた。ひと言も分からないのだ」
という率直なモノローグが、可笑しかった。
「この夜に限り片目だけ撮影させてくれた」クリス・マルケル
東京タワー上で、かなり興奮して語るヘルツォーク監督は甚だこわかった。


http://www.wim-wenders.net/movie/tokyoga