パリ、テキサス / ヴィム・ヴェンダース



どうしてもスクリーンで(爆音で)見返したくて、仕事投げだし行ってきました。


スーパー8の映像*1、靴をみがくトラヴィス*2、父子のウォークホーム。
単純で、使い古されたようなシーンにこそ、身震いしていた。
ライ・クーダーのスライドギターも、振り戻されることなき時間も。
これほどまでに、何から何まで増幅してゆく感覚はほかでは味わえまい。


大写しのナスターシャ・キンスキーは、金色とダリア色となってスクリーンを染めあげ
強烈に魅惑的でした。トラヴィスはあれでよかったのか…。


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