パリ、恋人たちの2日間 / ジュリー・デルピー



たしかに君の言うとおり。こんなパリでの2日間、生き地獄だね。と思った。
ほかに、ストーリーに関する感想は皆無っす。


「私にとって一番の苦痛は たった一人の相手と人生を共に歩もうと決める事」
そう豪語する狼女。子供はバイ菌まみれだから要らぬと言う超センシティブ男。
写真家とインテリアデザイナーって設定なのに、全くイケてない所が素晴しい。


道化師みたいな両親(監督の肉親)といい、ジャックといい
どうみても会話の相手を小バカにした表情が、かなり憎たらしくツボでした。
ハンバーガー屋でジャックにスキンシップをはかってくる青年。
「僕は妖精なんだ」と言い残し、トイレに爆弾仕掛け去る彼も、なかなか。


内容は空虚なくせに、とんでもなく饒舌な映画。そのうえ、相当口がわるい。
そのおしゃべりの部分に終始笑いが絶えなかった。
あまり映らないけど、ふたりのパーティー衣装が、ごく地味なのにオシャレ。


http://www.paris-2days.com/