レンブラント 光の探求/闇の誘惑



もっとも作品前での滞在時間が長かったのは「東洋風の衣装をまとう自画像」
寛衣、プードルのちょっと湿った(?)毛に、触れずして触れているような感覚。


あと何十世紀、人目にさらされ、たとえ雨風にさらされても、
ゴールドにさえ輝き、殆ど発光しているようにしかみえない
あの油絵の光量が減ることはないだろう…。
そんな夢想にふけってしまうほどの強度/緊張感が、
しかし、信じ難いほどしずかに宿っていた。


真夜中の美術館に忍び込んでみたら、どんなだろう。


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