2012-01-24 ワイルド・アット・ハート / デヴィッド・リンチ 監督 やがてポップなリンチ・ワールド。 ケイジ観を覆された作品でもある。 出所を待ちわびてたガールフレンド(ローラ・ダーン)に向かい 「ピーナーッツッ!」と駆け寄るシーンなんて、圧倒的にダサかっこいい! ヘビ革のジャケットだし。 ケイジのマッテョイズムのためか、ダーンの雄々しい顔のためか はげしい性描写が妙にセクシャルじゃない。 夫を火だるまにした自分の保身のために、娘の彼氏に殺し屋を差し向ける 気狂いの母がすごい。 強迫観念にせまられ、ピンクの口紅を顔中に塗りたくるシーンが最高。