手をひろげて風のつよさを測るように
石ころを投じて水の深さを慮るように、
また、壊れたギターをチューニングするように
慎重にはじまる「ひこうき」
寂寥感さえただようイントロが、しずかに発展していく。
ホーンやドラムなどを担当するのはTAPE*1（スウェーデン）の面々。
録音も、すごく良い感じだ。
声もふくめて全部の楽器が、まるで大木を飾る葉のように
仲良く揺れる。
いままで馴染めなかった歌詞のストレンジさは葉のかげに隠れ、
じっくり聴き込んでます。
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