またもナイスな、エレポップ。カリビアン風味。
デビュー作が、オトコ「ヴァージン・スーサイズ」*1だったならば、
今度は「サムウェア」あたりかと言えば、もはや、多分コッポラじゃない。
"Jamaica" のビデオなんて、
たとえばヘルツォークの「失われた一万年」みたいだ。
音は適度に厚くなり、ヘンタイ性が増した。
スニーカーに蛍光塗料ぬって、夜な夜なステップ踏んで喜んでたのが前作なら
今度のは、そのズックを煮込んで、舐めたり食べたりしちゃってるような。
しかしながら、本人たちは至って醒めていて
善良なシドニー市民に違いない、というところが
個人的にシックリくる理由かも。