ムード・インディゴ〜うたかたの日々〜 / ミシェル・ゴンドリー 監督
カクテルピアノに、スワン雲UFO!製剤うさぎに、ウナギ。
ゴンドリーの作品には、これは欲しいッ!
っていうマシンや仕掛けが必ず一つ以上登場する。
今回は複数どころか100も200もあって、
それらがチェコアニメかって位ガリガリ展開するんです。
(ほとんどシュヴァンクマイエル。)
楽しいけど、眼が痙攣します、この映画。
途中から演出が鼻につく、と思った。ゴンドリーでは初めてだ。
トレトレトレッ(Tres…)って
映画のなかで100回くらい言う オドレイ・トトゥは可愛らしいけど、
物語にしては、ふたりの俳優は年を取りすぎていないか。
というわけで、私は オマール ・シー推し。
すごくクールなコック。黒人さんには真っ白なカフスがよく似合う。
「人生で大切なのは二つだけ。
きれいな女の子との恋愛と、ニューオーリンズかデューク・エリントンの音楽。
そのほかは消えていい、醜いのだから」