アメリカン・ラプソディ / エヴァ・ガルドス



自暴自棄になって猟銃まで乱射してしまう始末のジュジー
米国でのスカーレット・ヨハンソンがつとめて不細工に、
ハンガリーでの彼女が繊細に映されているのは、たぶん半意図的。


母性にトチ狂った母(ナスターシャ・キンスキー)の過去が
祖母の口から明かされる、あのレストランのシーンではハッとした。
しかし何より一番印象深かったのは、つねに表情のうすい里親夫婦の純朴さ。
幼少時代のジュジーを演じた子役。実はこの子の演技がもっとも目を見張る。


http://www.fullmedia.jp/detail/2004/0408_02amer/index.html