2010-11-10 Cloud Happiness / 伊藤ゴロー 仏頂面のジャケには、なにかあるとおもったのだ。 秋のにおいを真空パックしたかのような作品。 多分きっとひどく遠回りになることはわかっているのに、 ちいさな栗を拾い集め、歩くような、愉しさ。 小径に転がった栗々も、 枯山水の小石のごとく、リズミカルにみえてくる。 ショーン・オヘイガンの弾くWurlitzerは、曲にかわいらしさを添えているし、 シルヴェストロフという、ウクライナの作曲家の曲もいたく気に入ってしまった。 http://itogoro.jp/ja/discography/1810