2011-05-07 ガタカ / アンドリュー・ニコル 監督 思ったよりも、ずっとシンプルで、 SFにもかかわらず人肌の感じられる作品でした。 人間は、おのれの意志によって運命をへし折ることができる、 スプーンまげのごとく。ひとつぶの"奇蹟"! 毎夜あんなに身体をゴシゴシして、大丈夫なのか ゴム人間みたいで、逆に不自然じゃないのか そういった的外れな投げかけくらいしか、突っ込み所の見当たらない 完成されたSFヒューマン映画。 兄弟が競い、泳ぐのは、きまって夜の海。 ときを越えたあの場面が、なんとも感動的。 DNAを象ったらせん階段。