ガタカ / アンドリュー・ニコル 監督



思ったよりも、ずっとシンプルで、
SFにもかかわらず人肌の感じられる作品でした。
人間は、おのれの意志によって運命をへし折ることができる、
スプーンまげのごとく。ひとつぶの"奇蹟"!


毎夜あんなに身体をゴシゴシして、大丈夫なのか
ゴム人間みたいで、逆に不自然じゃないのか


そういった的外れな投げかけくらいしか、突っ込み所の見当たらない
完成されたSFヒューマン映画。


兄弟が競い、泳ぐのは、きまって夜の海。
ときを越えたあの場面が、なんとも感動的。
DNAを象ったらせん階段。