Ryan McGinley "Animals"
ヒカリエで見られるこちら。
実は彼には双子の姉がいて、ホントは彼女が撮っているのです
といったストーリーを添えたくなってしまうほど、一見ガーリー。
ビビットカラーのバックペーパーが、くせもの。
色彩を一度忘れると、かわいいだけじゃなく、
ブロテスクにさえ思えてくるシリーズ。
ヒトのどこかの部位に、"Pygmy Goat" が乗っていて
さらに、近づいてみると
その皮膚はプクッと、かなりの圧で落ちくぼんでいる。
また、引っ掻き傷ともとれる痕の生々しさも相まって
これが一等気に入った。
ヒト／動植物、オトコ／オンナといった境界に、まるでフラットだと思う。
そうして、どれも厳密なまでに、水平アングル。
