キツツキと雨 / 沖田修一 監督



役所広司も、小栗旬も、侘しくなるほど地味だけど、そこが良い。
思ったよりも出ずっぱりな古舘寛治さんも。


どんな仕事、暮らしでも、ひっどく地味な部分があって
その地味さこそ、じつは本当に愛すべきものだよねっていう…


こういう入れ子型映画の常として、
さいご出来上がったフィルムが流れるよな、と思い、期待もしたが、
まんまと騙された。
あのラストシーンは、なんだかとっても観念的というか、
いきなり難解にすら思えた。


(ちなみに、出来上がったB級ゾンビ映画は、
 源さんのPV*1で一部楽しめるという趣向付き。)


http://kitsutsuki-rain.jp/