青春の殺人者 / 長谷川和彦 監督



豪雨の中、新宿地下テアトル、観ずに死ねるかイベントにて
(ゴジ監督×染谷将太トーク付き)


水谷豊のカッコよさは言わずもがな、映画のすみずみまでカッコいいのだ。
今まで園子温スゴイ、スゴイと思っていたけれど
1976年公開のこの映画には
屍体解体シーン(「冷たい熱帯魚」)も、十字架張り付け(「愛のむきだし」)もあるのだ。
それを「ヒミズ」の染谷将太が推薦しているという…。


親殺しをしておきながら、機動隊は成田闘争の検問に忙しく
誰にも相手にされない。そして、親の与えたスナックに火を放つ。


市原悦子の、錯乱した母、シーツを息子に被せてナイフを…のシーンも凄まじく
かつ、ちょい役の桃井かおりの存在感も特筆すべき点。
太陽を盗んだ男」と並んでDVD購入したい。


熱いトークが23時を超えても続いたが、泣く泣く途中で帰宅。


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