グッバイ、レーニン! / ヴォルフガング・ベッカー



はじまり方『アメリ』っぽいって思ったら、音楽はヤン・ティルセン
戦時下の素朴なドラマを描いたものが好きな自分にとって、かなりベストな映画。
「車は夜をかけた 宇宙を滑るように 何光年のかなたへと」…本物のS・イェーンが演説する、でっち上げの建国記念日放送。
そこで語るものこそ、母が信じた国で、そして彼らの夢想した国だった…。
社会主義は扉を閉ざすのではなく、他者に手をさしのべ共存することです。夢をえがきそれを実現することです。ですから私は国境の開放をきめました」