2006-08-23 Endless Summer / Fennesz このダサいジャケが、音盤を一度かけただけで眩しく愛らしく思えてくる。 ロマンチストが置いてったギターのピックでその瓶蓋を空けたら最後、あるはずもないセンチメンタルが滲んできて。 密封された記憶の断片、ノイズを纏った音の粒はもう蜘蛛の糸のように繊細に、ささやくように語りかけてくるんだ。 「日に溶ける」なんて、中上健次みたいな表現使いたくなってしまう1枚です。 http://www.mego.at/mego035.html