2008-01-01から1年間の記事一覧

Moonwink / The Spinto Band

CYHSYよりも常に、馬の頭1つ抜きん出て好きなバンド。 ファーストにくらべ、誰の耳にも滑らかで、演奏も上達。 でも、6人は変に洗練されるでもなく田舎青年のままだ。

僕らのミライへ逆回転 / ミシェル・ゴンドリー

たしかに君の頭はパエリアだ。 とにかく、ジャック・ブラックがサイコー。 彼が苔色になり、ロボコップになりする度に笑いが絶えない。

最近のビデオ2強。

Deerhoof - Fresh Born あたまのおバカさんは、54-71。 M83 - Graveyard Girl

Offend Maggie / Deerhoof

射的のマトにもしたくなる五木田画伯*1のジャケが、 いよいよUSインディ然としててグー。 エド(G)の加入で、手数が増えた分ガヤガヤなるんでなく むしろストレートに攻めてくるリフも頼もしいし。 サトミの唄はいよいよ愛らしい。一寸これは長く聴けそう。 h…

SATURDAYS=YOUTH / M83

なんたるオシャレ・ジャケ。と叱りたくなったけど 世界観もこのまま。ビデオ*1とも連動し物語は増幅。 曲によりゴンザレスのボーカルが魅力うすかったりすれど "Kim & Jessie" "Graveyard Girl"はソフィア・コッポラが 次作に使っても不思議のない美曲!歌詞…

In Ghost Colours / Cut Copy

淡いぞ、ジャケ同様。 Van Sheといい、MODULAR*1一門には感服。レトロだが、ちゃんと今っぽい。おっとりニュー・レイヴ。 *1:http://modularpeople.com/

赤い風船・白い馬 / アルベール・ラモリス

最終日のシネスイッチにて(満員)。 「赤い風船」は1956年のパルム・ドール。"この先映画がつくられる必要を感じない"と言った ホンマタカシほどの感動はなかったが、心にのこる。

V / Van She

ウーハー両耳に挟んで聴きたいダンス・ロック。 写真をみるとかなりいかがわしい連中だけど、 チャラチャラした音使っていながらぬめっとしてる所がいい。 "Kelly"よりも"Changes"が好き。まごう事なき名曲。 酒類ではなくアップルジュースを歌い込むあたり…

The Hawk Is Howling / Mogwai

スチュアートのだらしないインタビューにのせられ、購入。 彼が自慢げに言うほどのことではないが、確かに曲名笑えますね。 聴きこむほどに、擦り切れてしまい安っぽく感じられてくる。 かと思えば時にひどく魅力的に顔を変えるふしぎなアルバム。

Uphill City / I am Robot and Proud

1音目で歯がガタッと抜け落ちる。 そしてできた穴からはキューブか球体か、はたまたピラミッドか。 どれも判別つかないほど小さな浮遊体が、綿毛のごとくふわふわと 口の中であぶれて止まらない。この多幸感を前に、口は開きっ放し。 双子のような曲"401 Ci…

The Rhumb Line / Ra Ra Riot

ポストVampire Weekend*1って評判も、ようやく合点がいった。 "ラ"をあと4つほど追加したいくらい、かなり気持ちが良い。 *1:http://www.myspace.com/vampireweekend

Nagi Noda passed away

野田凪さんの訃報を各所で目にしました。 享年35歳。この人の作品まだまだ見たかった…。 マーク・ライデンのドレスを纏ったままの最期。

Inní mér syngur vitleysingur - Official Video

レイキャビックの"Náttúra Concert"でのシガー・ロス。 その場に居合わせたかったとしか言いようがありません。

Murta St. Calunga / Benni Hemm Hemm

Morr Musicはなれ、母国Kimi Records*1からのリリース。 ありがちながら、車のハンドルにぎる腕が、大海原をゆく船長のそれとなる。 2曲目によると、その船長は"北大西洋で捕鯨業"を営んでいる。 まさに海の上のブラスバンド。ときどきとちるラッパもご愛嬌…

TOKYO! [インテリア・デザイン] / ミシェル・ゴンドリー

木になってしまう話だから、もっと惨めなのを予想してたけども あの清々しい悟りのラストには、やられました。 ひとりスタンディングオベーション。なんてかわいらしい椅子。

Standing In The Way Of Control / The Gossip

どんなに獣的な歌い方しても品を失わぬべスが涅槃像のごとく堂々横たわる。 しかし果敢に動きまわる。その姿、ほんとにパワフル。 その両脇で、黙してバックに徹する2人は相当ストイックで切れ味たっぷり。 フジで目にした光景が常時フラッシュバックします…

Ein í leyni / Benni Hemm Hemm

ポスターを折り紙してこさえられた便箋ジャケが、有り難みたっぷり。 牧歌的だとかいうのを通り越え、放牧された羊そのものにこちらもなってしまう。 エレキの爪弾きが新鮮な「Jag Tyckte Hon Sa Lönnlöv」は美しいの一言。 あと口笛が、君はコトリかと問い…

鎌倉ぺろり旅

念願のイワタコーヒーのホットケーキ。 とけるように美味。香ばしい甘み! コーヒーはマシュマロ浮かべた「沈丁花」。

Lost Coastlines - A.C. Newman and Will Sheff

先だって知ったバンドの曲。 (ニューアルバムを仲間のシンガーに一曲ずつ歌わせ宣伝してる*1うちのひとつ) いいなぁ、こんなふたり隣に引っ越してきてほしいっす。 *1:http://jp.youtube.com/OkkervilRiver

新作備忘ろく

Skeletal Lamping / Of Montreal なんだかすごい7色リリース。 http://monchicon.jugem.jp/?eid=344 Some Small History / Portastatic http://monchicon.jugem.jp/?eid=311 Uphill City / I am Robot and Proud http://www.cinra.net/news/2008/08/20/2025…

Travis "Something Anything"

面舵いっぱいの新曲。アンディおじが肥大化する気持ちも分かるがしかし、 ニューアルバム*1のジャケは考え直して欲しいですしかし。 http://www.myspace.com/travis *1:http://nmn.nifty.com/cs/catalog/nmn_topics/catalog_080808004140_1.htm

We Started Nothing / The Ting Tings

聴いてるとかすかに頭痛がするのだけど、 やがて心地よきレディメイド感。がさがさエレポップ。 すべてを骨抜きにする脱力サウンドは、肋骨のドミノ倒し引き起こす。 ケイティ、とんだ器用ちゃん。 http://www.myspace.com/thetingtings

しりあがり寿 スミ絵だったり アニメだったり

あのシワは、ちょいと風情がないなあと思った。 その40mの「パレード」は先頭だけ屏風絵になっていて、それが良かった。 ビデオの中でドイツ人は「沸騰したミルクポットのようだ」と言ってた。 9/1トップランナーにご出演*1。 http://www.sanobi.or.jp/tenra…

川内倫子展 Cui Cui

川内さんの写真は、キレイなだけで、且つそれだけでないなと見るたびにおもう。 写っているのが作家の身近な人々だということが疑わしくなってくる。 あいまいで・独特の距離感。 クレマチスの丘。すばらしい場所でした。 http://www.vangi-museum.jp/002_ki…

Lookout Mountain, Lookout Sea / Silver Jews

テネシーのタカダワタルこと、デヴィッド・バーマンの6枚目。 あいかわらず詩的な歌詞ながら、いままでとはひと味ちがう陽気さ漂う。 ときどき曲の途中で黙りこくり、代わりに奥さんのキャシーが歌いだす。 自分のユニットのはずだのにどこ行ったんだよデヴ…

J-POP / 電気グルーヴ

いままでの電気と比べるとかなり地味、ぬめっと暗いなという印象。 すごく作り込まれてるのは確かだけど、このアルバムだけ聴いたら ピエール老衰かと疑ってしまう。すごく実直にテクノしている感じ。 時々まるでエレクトロニカ。お洒落とも言える。 詞に凄…

ぐるりのこと。/ 橋口亮輔

学生みたいに立ち食い蕎麦をすするふたり。 夫婦を描いて夫婦然としていないし、うつを描いて鬱々としていない。 そこがいいなと思った。 いっぱい笑わせ、泣かせる映画。 薄っぺらなそれでも、単に繊細なそれでもなく (山田洋次に"こんな作品橋口君にしか…

日本以外全部沈没 / 河崎実

監修は実相寺昭雄にして、カントクこの人。 期待どおりのヒドさ。演技も相当ヤバいなか、 防衛庁長官役の藤岡弘、と原作者筒井先生が光ってました。 それから、「ビールをのんで気持ちが良くなると無敵の男電エースに変身する」 電一(でん・はじめ)にひど…

Songs in A&E / Spiritualized

仰々しくなかったためしなどないオーケストラは、 感動的なまでに地に足ついている。 彼の作品を最後までダウナーにならず聴けたのは初。

Fuji Rock Festival '08

土壇場で、自分には生ケヴィン・シールズよりも優先さすべきは何一つないことに気付き、日帰り参戦。 案の定1日で苗場を去るのは忍びなかったが、至福でした。 <7.25>くるり→TRAVIS→(GOSSIP)→BLOC PARTY→(THE VINES)→mice parade →(sleepy.ab)→MY BLOODY …