2012-01-01から1年間の記事一覧

THE NARCOLEPTIC DANCERS "NOT EVIDENT"

カジくんがFMで薦めてたバンド(笑) 髪にヤラれた!意味不明なバイオグラフィーにも、つい反応。 http://music.airfrance.com/the-narcoleptic-dancers/

Regina Spektor - "Don't Leave Me (Ne Me Quitte Pas)"

この手のビデオは数あれど、 食パン顔にかぶっちゃう…のは斬新っす! キッチンの戸棚パタパタさせるとこが一等気に入り。 http://www.acenorton.com/

Chelsea Light Moving - Burroughs

Thurston Moore が新たに結成したバンドの新曲。 (ベースに Samara Lubelski*1 がいる!) 完全に既視感あるものの、いかにも結成されたばかりッスっていう感触の音。 http://privatedub.com/p/50785 *1:http://www.myspace.com/samaralubelski

Blunderbuss / Jack White

"Sixteen Saltines"のイントロのジョリジョリギターとか、 これがホワイトのギターなのかと驚いた。 ホワイト・ストライプスは、ほとんど聴いてなかったです。 ビジュアルも振る舞いも、芝居がかってるというか、 ロックンロールを正統に掘り下げすぎていて…

Best Coast - The Only Place

うすうす感付いてたけど、 新作ジャケのクマは、ベースのボブ君をシンボライズしたものではあるまいか。

The Only Place / Best Coast

ベサニー嬢は、ぼくらがまだ夏を満喫できていない頃に 夏のおわりの甘酸っぱさタップリな新作を届けてくれる。 音がよくなってもローファイ。 ベサニー節、まったく揺るがず。 前のは、ダラダラ感がいいですね、だったけど 今度のは、文字通りの良曲ぞろい。…

Papa's Ear / テニスコーツ

手をひろげて風のつよさを測るように 石ころを投じて水の深さを慮るように、 また、壊れたギターをチューニングするように 慎重にはじまる「ひこうき」 寂寥感さえただようイントロが、しずかに発展していく。 ホーンやドラムなどを担当するのはTAPE*1(スウ…

Spiritualized In Concert :NPR

まるで、素晴らしい。 こんな脂ののった牛のような状態で、苗場に降り立つのか。 Spiritualized, led by Jason Pierce (a.k.a. J. Spaceman), has experienced agony, recovery, redemption and two near-death experiences in its 13 years as a band. Watc…

ル・アーヴルの靴みがき / アキ・カウリスマキ 監督

殺風景な部屋に、かすかな灯りと、一輪の花を添えるような映画。 これがカウリスマキの神髄と思っていたが 今度の新作は、一輪どころじゃあない。 (大団円では、サクラが花開くというあまりに映画的なシーンまで用意されているのだ!) いつも無表情なカテ…

Sweet Heart Sweet Light / Spiritualized

Huh?って書かれた外箱からケースを取り出すと デザインを放棄したようなデザインで、笑ってしまった。 (何もプリントされてないんです) ジェイソンの白への執着、白大好きっぷりもここまできたか、と。 毎度どこかで必ずスピリチュアライズドされてしまっ…

GYU / Tyme. × Tujiko

音圧が、独特すぎる。 一貫してキックがなくって…。 となり町の電車のきしむ音が妙に近く耳で鳴る、雨の日のような こもった感じ。 「アイスクリームみたいに溶けちゃう」ペンギンくんの歌が、 やっぱりハイライト。 霧がかった東京の朝をカラスになって飛行…

太陽を盗んだ男 / 長谷川和彦 監督

老人が修学旅行のバスをジャックして、皇居に突っ込む という冒頭から度肝を抜かれるわけだが そんなアナーキー映画の主人公がジュリーだというのも驚きである。 スタントとはいえ、あんな高度のヘリから飛び下りさせたり デパート屋上からニセ札まき散らし…

Van She - Idea of Happiness

「ピンク・フラミンゴ」みた明くる日に、これ! ついでに、最近みた肉体モノをまとめます・・・

ワーキングホリデー / 宮内優里

まるでレタスの水切りくらいの手軽さで しゅるしゅる回転する(筒状)五線譜のすきまから、 オタマジャクシが次々放出される!思い思いにとび散る! みずみずしくって、 初めてエレクトロニカって言葉知ったときの 新鮮さがよみがえりました。 rei harakami …

GO! GO! L.A. / ミカ・カウリスマキ 監督

ジャケットから、ギャロの役どころは またいけ好かないヤツかと思いきや、あっとおどろく好青年。 Yo Yo、ヨーブロ 言ってるアンちゃん。(しかも主役じゃない) 「エイリアンのネコ版撮るんだ」「スピルバーグも興味を示してる」 とかって熱く語る、自称監…

おかえり!カウリスマキ

「ル・アーヴルの靴みがき」公開を記念して、一挙! ダルデンヌ兄弟の新作*1はちょいと足が向かないけど、こっちは間違いなく…。 http://www.lehavre-film.com/special *1:http://www.bitters.co.jp/jitensha/

メランコリア / ラース・フォン・トリアー 監督

「アンチクライスト」は積極的に見逃したのだが、 今作は劇場でどうしても!と思って観に行った。 8分間のプロローグが、喩えようないほど荘厳で、 しかも、あの超スローモーションによる絵画的イメージが ワーグナーのなかに記憶のように焼き付いて 劇中、…

Lee Ranaldo - 'Angles' video

この時期に愛妻リアに撮らすとは、やっぱりラディカル・アダルツ!? http://hostess.co.jp/matador/leeranaldo/news/

Between the Times & the Tides / Lee Ranaldo

ラディカル・アダルト! このひと言に尽きる。 "Mote"を筆頭に、リーの歌う曲が好きだ。 人のよさそうな声ながら、 ある英雄の光と影を謳い上げるように、ヒロイック。 ポップな曲、そこへ、 七色の砂をまき散らしたように、憤激が混じっている! I just saw…

テクネ 映像の教室

http://www.nhk.or.jp/bijutsu/techne/ なんの前置きもなく開講して、そして閉じてくとこも良かったです。 各項から、ひとつずつ。 ↑ ニューヨークとパリの男女がロンドンで出会うまで!

Tashaki Miyaki - Best Friend

日本人かと見まがうバンド名もふしぎな響きだけど、 この監督(Juan Iglesiasさん)の世界観もふしぎ!

Go Fly a Kite / Ben Kweller

パワーポップ回帰!が感慨ぶかい。 このアルバムの中の曲をきくと 10年という時間に、大きなものさしと小さなものさし 両方が当てはまってしまう感じがする。 "ジェジェジェ、ジェーラースガール"って歌うときの"girl"は、 もはや娘のことを歌ってるように…

フィツカラルド / ヴェルナー・ヘルツォーク 監督

びしょびしょになった男女が、舟を降りるや否や、オペラハウスへ向かい、 小粋な黒人のガードマンに訴えて会場にもぐりこむのである。 エンリコ・カルーソーの公演に。 彼の言によれば、3日かけて、カヌーでこぎ着けたという。 冒頭から、いきなりキンスキ…

Smoke Ring for My Halo / Kurt Vile

どうにもおぼろげだった音像が、 ようやく春の光のもとでピントが合った感じ。 ラクダの背を模したベッドに寝転がり、 昼夜を問わずうねうね奏ってるような、歪みっぷり。 親戚から譲り受けたJohn Faheyのコレクションを返したくないがために 燃やしてしまっ…

Between the Times & the Tides

本当の話題は、リーの新作。 http://www.hostess.co.jp/matador/leeranaldo/news/2012/03/001413.html

Kitty × Kim Gordon

ユニクロのCMに、キムさん*1! http://privatedub.com/p/43248 *1:http://kittyex.com/

変態村 / ファブリス・ドゥ・ヴェルツ 監督

邦題も、ジャケットも、いかがなものか。 「変態」ってほどでもないんじゃないか。 人は、極限まで淋しさに狂うと 森に迷い込んだ美男子のバンを焼き払いもするし、 頭を刈って磔にしたりもする…。 ただ、この村の人の抱える狂気の根源が問題なのだ。 マルク…

Pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち

カメラは、みずから「踊る」ことに飽き足らず、 ダンサーをも促して、彼らを劇場の外へと連れ出すのだ。 ドイツの町並みを舞台にしてしまったヴェンダースに喝采! モノレールの交通も、川に鎮座したカバの欠伸も、みごとにダンスと交差する。 舞台のリアリ…

第4回 恵比寿映像祭

ジム・オルークのライブ上映*1は、空席あるのに入れてもらえんし、 その次に楽しみにしてた ユリウス・フォン・ビスマルクも満員…。 ずいぶん閉じられた映画祭!と思ったが、そんだけ人気なんですね。 代わりに、会場で会ったFさんとRue Favart*2へ。 御年8…

Hostess Club Weekender (day 2)

Spiritualized のライブ、初体験。 「ジェイソン、アイラビュー」という野太い声援とび交うなか、 ピクリともせず演奏し続ける J. Spaceman。 コーラス隊もサポート陣も、皆が淡々と、立ち現れた小宇宙をかきまわす。 ブルース、ゴスペル…彼の要素はとっても…