2011-01-01から1年間の記事一覧

ハーレム・ミュージシャン

横尾忠則が描いたホソノさん。 「これ見たひとは、だれでも笑うね」 「胸が、すごいよね」「両性具有者だからね」 http://www.1101.com/hosono/

White Lies - Holy Ghost

すぐに分かった、ディレクターは"Ice Cream"と同じCANADA! CANADA*1に首ったけ。 http://white-screen.jp/?p=8155 *1:http://www.lawebdecanada.com/

中国女 / ジャン=リュック・ゴダール 監督

アンヌ・ヴィアゼムスキー、美し。 はじめて真っ当に、ラストまで鑑賞。 青と対置される赤と、画面を染め上げる赤。 これが明確に区別されている、というのは誤認だった。 そこへ、赤旗の起源はフランス革命にこそある*1という事実。 マルクス主義?定義? …

「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」展

「ミス・ブランチ」と、10年ぶりくらいに再会。 やはりマジマジと見てしまった。表面についた傷にさえうっとり。 はじめて見たものの中では、「5本針の時計」がダントツで気に入った。 時計のムーブメントの上を テントウ虫、蝶、そして煮干し!が思い思…

My Son, My Son, What Have Ye Done / ヴェルナー・ヘルツォーク 監督

ヘルツォーク×デヴィッド・リンチ。なんと、立ち見。 ペルーに行ってから、人が変わってしまったというブラッド。 主人公の意味不明な言動が、どれをとってもツボ。 「お前たちの栄養ドリンクは飲みたくない ハーブティーも断る イスラム教徒になる ファルー…

HoSoNoVa / 細野晴臣

渋く、渋い。 発音の強調がとってもダンディーで、 「紅を差せば」は「ヴェニをサッセッヴァ」に、 「雨上がり」は「アメリカ上がり」にさえ聴こえる、よ。 地震のあの日よりも以前に吹き込まれたものであるけど、 どうしてもそうは思われない。 ETV特集*1を…

ダイニング・キッチン - Soundtrack from Sad Song For Ugly Daughter

シュウトク.コムで、はじめて知ったんだけど この舞台、すごい顔ぶれ。観に行かなきゃ。 http://www9.big.or.jp/~otona/nextwoman12.html

Thurston Moore | Benediction / Blood never lies | A Take Away Show

"in his home" ですって! http://ro69.jp/news/detail/53090

死んでも何も残さない / 中原昌也

「談話をもとに編集者が構成したもの」。 これには、ガックシ。 少なくとも、これで「著者」というのはオカシくないか。 幼少期〜暴力温泉芸者までを振り返った内容が大部分を占めるけど、 回顧を終えたあとのラスト2章が面白かった。 前者は、内容の割に、…

Dreaming of Another World (Official Video)

上とおなじく、white-screen.jpより。 色みが似非っぽくて好かぬが、ハトヤの浴衣っぽいの着たヒトがよかったので(笑) http://white-screen.jp/?p=7369

LIPTON - Green Tea & White Tea

by Yoann Lemoine 合成じゃないっ!

Demolished Thoughts / Thurston Moore

ヴァイオリン、はたまたハープが入ってきたときは、 おお、ここまで渋くなってしまったか、誰かの墓のそばにでも埋めておいて 時が熟したら聴こうかとさえ思った。 しかし、それはやはり勿体ないことだとすぐに気がつく。 どんなに甘美になったってサースト…

Eye Contact / Gang Gang Dance

"I can hear everything…" 吐き捨てるような頭のひと言、何度聴いてもシビレる。 声の主は、日本人らしい。 「私達には、タカっていうスピリチュアル・ガイドの仲間がいるのよ。 みんなベイビーって呼んでるわ。で、時々ステージ上で旗を振ったりしてくれる…

Anything for Progress -From Our Hopeful Hands-

Her Space Holidayの、一寸調子っぱずれなカントリーから、 華やかに始まる。 as my body grows up, i don't want to grow cold and this is all i know エレクトロニカとインディ・ロックによる、ぶち模様。 思いのほかソング・オリエンテッドで、 数珠を頭…

かいじゅうたちのいるところ / スパイク・ジョーンズ 監督

ジョーンズの持ち味 堪能できるのは、 マックス少年が、暴れまくって雄叫び上げ、あちらの世界にゆく前まで。 カレン・Oの歌も、最初のが良かった。 このご時世に、あんな醜いカブリモノなのは賞賛すべきだけど、 どうしたって、あのかいじゅじゅたちには嫌…

Battles - Ice Cream (Featuring Matias Aguayo)

ミラフル(mirrorful)から、カラフルへ! フジへの気運、一気に高まれり。 http://bttls.com/

Fm Belfast: Underwear

シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―

とても良い、1日でした。 1点であっても、魔力は変わらないが 125点もあると、やはり威力がちがう。 欲張りすぎ、とも言える展覧会だった。 マン・レイの「ミシンと雨傘」が、なにしろカッコよかった。 「部分的幻覚:ピアノに出現したレーニンの六つの…

ガタカ / アンドリュー・ニコル 監督

思ったよりも、ずっとシンプルで、 SFにもかかわらず人肌の感じられる作品でした。 人間は、おのれの意志によって運命をへし折ることができる、 スプーンまげのごとく。ひとつぶの"奇蹟"! 毎夜あんなに身体をゴシゴシして、大丈夫なのか ゴム人間みたいで、…

SPECIAL PRESENTATION: J Mascis

昨今のJは、後にも先にも見たことないくらい、ファッショナブル。 ギターは、澄みきってる。 http://pitchfork.com/tv/#/special-presentation/1666-j-mascis/

キック・アス / マシュー・ヴォーン監督

ヒット・ガールが出てきた瞬間。 ビッグ・ダディが顔をのぞかせた瞬間。 それは同タイミングだったかと思うが、ここで、傑作!と思った。 どう考えても、あのヘンタイ親子こそ、主役だと思う。 ニコラス・ケイジ、万歳。 ごっそり過激にした「リトル・ミス・…

ダークナイト / クリストファー・ノーラン 監督

ようやく購入した、Blu-rayプレイヤーにて。画質が空恐ろしいほど。 ジョーカーが、真っ逆さまに落下していくのを 観客の見てる目の前で、あからさまに救助してしまうバットマン。 これには度肝をぬかれた。 ヒーローが、ヒーローの定義にとらわれるあまり、…

レンブラント 光の探求/闇の誘惑

もっとも作品前での滞在時間が長かったのは「東洋風の衣装をまとう自画像」 寛衣、プードルのちょっと湿った(?)毛に、触れずして触れているような感覚。 あと何十世紀、人目にさらされ、たとえ雨風にさらされても、 ゴールドにさえ輝き、殆ど発光しているよ…

Kim Gordon's Birthday

写真、貼りたかっただけ。 http://blog.exhibitiona.com/?post_type=featuredartist&p=2750

真夜中からとびうつれ / 横浜聡子 監督

横浜さん × 刑事ワンコ。むむ、きっかい〜 http://www.littlemore.co.jp/magazines/mayonaka/movie/

Ringo Deathstarr @新代田FEVER

来日公演がつぎつぎキャンセルされるここ日本に、 能天気にもやってきてくれた彼らの写真*1をみて、迷いも消え、直行。 前座の幕があがって、センターにいたのは、 ビールを手にしたニセ・ボブディラン。 それが Elliott Frazierである。 カーリー・ヘアーに…

脳内ニューヨーク / チャーリー・カウフマン 監督

邦題もチラシも、合致していない! とにかく地味。 ことに前半のタルさは、もう堪え難いけれど、 映画の肩をもつとすると、あれは仕方のないことである。 観客は、大きく口を開けた映画の穴に入らされるわけだが、 それはジョン・マルコビッチのものでも、ニ…

Superchunk - Crossed Wires

CAT CAM*1! インディ・ロックのネコ化、いよいよ著しい。 *1:http://www.mr-lee-catcam.de/cc_index_en.htm

Pray for Japan (with Music) / Rallye Label

街頭で義援金を呼びかける(無名の)人々にも、 「日本はつよい子」キャンペーンにも、なんかちょっとだけ訝しさがある。 何かを訴えかけるほどの力はもってないけれど、 このささやかさが、いいと思います。 Au Revoir Simone による1曲目がやはりハイライ…

名前のない少年、脚のない少女 / エズミール・フィーリョ 監督

ひさびさに、ミスチョイス…。 主人公が動画サイトでみる映像。 スクリーンで大写しにされたとき、リアリティーは融けてなくなってしまう。 それがとっても悲しかった。 息子とワインを酌み交わす母親。 朝からパンを焼いて待っている祖母。 村じゅうの灯りが…